『薬』

2013/02/27

 




ALS生活24年の私にとって、複雑な朗報である。

糖尿病の薬の一種である、ある薬が、

ALSに効果的であると究明されたのである。

ALS研究に新しい局面が、開発されたのである。

そこで、私が、その薬を飲むことは、

生きるか死ぬかの問題になるだろう。

シェイクスピアの「To be or Not to be」である。

ところが、最近になって、ALSの薬が、そろそろ出来そうなのである。

私の体調は、胸苦しいし、呼吸も苦しいのが現状である。


さて、糖尿の薬はリスクが高いし、ALSの薬は時期が明確ではないし。

どれを選択して良いやら、思案のしどころである。

さてさて、どの風船に乗れば良いやら、

赤い風船に乗るべきか、黄色の風船に乗るべきか、

更には、青い風船に乗るべきかは、思案のしどころになる。

また、また、「夢追い酒」を飲むことになるな。