『ジョニーへの伝言』

2010/01/18

 


最近、「目」が、急速に劣化し始めている。

「ついに」、という気持ちである。

ALSは、その兆しが、みえ始めると、

加速度をつけて、その機能を奪い取る。

ALSは、全部の運動機能を奪い取るまで、その活動をやめる事はない。

ALSに対して、前向きに生きようと思うが、色々な個人的な障害があって、

つい、ネガティブ思考になりがちである。

ALSに対して、ポジティブ思考になるには、かなりのパワーが必要である。

ネガティブ思考とポジティブ思考を、

繰り返しながら、ALSと対峙してきた。

今のうちに、高橋真梨子のコンサートに行きたいと思う。

高橋真梨子のファンである。

彼女は、常に長い間、ジャパンポップスの最前線で、活躍し続けている。

懐メロの番組に、でるほどのキャリアの持ち主であるが、

彼女、古さを感じさせない、常に新鮮で新しい。

彼女の魅力は、歌手としての魅力もさる事ながら、曲自体の魅力もある。

それは、時に、ドラマチックであり、妙にリアルでもある。

彼女の代表作である、「ジョニーへの伝言」や「五番街のマリー」は、

実際にモデルがいるのか、と思うほどである。

私にとって、「ジョニー」も「マリー」も、リアルだ。

是非とも、コンサートに行き、生の「ジョニー」や「マリー」をみたい。

私は、沢山の方に介護を受け、助けられて生きてきたが、

「ジョニー」と「マリー」は、+未だに失踪したままだ。

「私は、大丈夫、もとの彰で、また頑張るから」と。

「ジョニー」と「マリー」は、きっと、わかるはずだ。