『リハビリ』

2009/04/02

 



最近、口腔ケアに凝っている。

「口から、飲み食いできない人ほど、雑菌が繁殖しやすい」

この言葉を聞いたのは、随分前の事であったと思うが、

深層心理に根付いていたのだろうか。

最近になって、花開いた。

こういう事は、よくある事であろう。

心理的に、取捨選択するのであろう。

1日に、フル歯磨きを三回している。

食後には、「口腔ケア用ウェットティッシュ」で口腔内を拭いている。

普通の感覚では、口から物を食べなければ清潔だろうと思うが。

やはり、「使わないと、何でも劣化する」

口腔も例外ではないのである。

私は、何事も気になり始めると、神経質になるタイプである。

自分で自覚する前に、スタッフのヘルパーの皆さんが、認識しているはずだが。

ヘルパーの皆さんは、驚くほど、私を把握している。

私は、15年以上、手足を中心としたリハビリを行っている。

おかげで、手足の拘縮は、ほとんどみられない。

リハビリは、手足の機能を現状維持に効果的である。

私は、20年近く、一般社会とは、没交渉である。

それゆえ、頭と心のリハビリが、若干懸念されるが、

何を今更という気がしないでもない。

近年、いわゆる「心療内科」の類が、盛況らしい。

「心」の問題という抽象的なものに、

具体的か診察をくだすのは、無理があるというのだ。

私は、この種の診察を「眉唾」だと思っている。

自分の心の問題を他人に解決してもらおうなどと、

さらさらおもってなどいない。

年々、頑固に偏屈になっていく自分をコントロールしかねている。

「ああ、リハビリ」
「わかっちゃいるけど、やめられね」ってか。