『あなた、何型?』

2008/03/14

 



いつ頃からであろうか。こんなにも、血液型を気にしだしたのは。

おそらく、介護保険が始まって間もない頃であろうか。

たくさんのヘルパーさんに介護を受けるようになってからのことであろう。

知人でも、友人でもない、まったく見ず知らずの方と、
介護を通じて、長時間一緒に居ることの不安などを解消するためのよりどころとして、血液型を頼りにしたわけである。

信頼、信用がなければ介護を任せるわけにはいかない。

そのヘルパーさんのキャラクターや人格を知る上での、参考に血液型を利用したのである。


4種類の血液型で、その人の人格を判断することは、偏見と非難の誹りをまぬがれえないであろう。

非難は、十分承知の上である。他に方法はない。

緊急避難的な処置なのである。

対人関係に、全くの無頓着な方もいるようであるが、私はA型で、疑い深い性格で人を管理すると言う欲求が強い。

だから、そういう現象になるのであろう。


現在、新人を入れて18人のヘルパーさんに、介護を受けている。

18人のうちに男性が7人いる。

血液型の構成を比較すると、O型が6人、B型が6人、AB型が4人、A型が2人になっている。

私も調べて驚いたのだが、B型の6人、A型の2人は意外であった。

多分、B型の人は在宅を希望する方が多いのであろう。

B型の特徴である、自己中心的で、自己主張が強く、物怖じしない性格が在宅にむいていると判断したのであろう。

一方、協調性が豊かであり、自己主張が控えめで、その分頑固なA型は、私が思っていた以上に少なかった。

これはA型の人は、在宅が苦手という事であろうか。

これが、施設になるとB型とA型の構成が逆転するであろうと、想像される。

興味深く、面白い現象ではある。

個人的には自己主張が控えめで、献身的な方、
患者のわがまま、強引な主張を吸収できる方が、血液型を問わず、在宅介護には向いていると思われるのだが。

私はあることがきっかけで、B型の女性に苦手意識を持つようになり、過剰反応を抱き、一種のアレルギーを示すようになった。

以来、B型の女性に、コンプレックスを抱くようになったのである。

もちろん、すべてのB型の女性が対象にはならない。

しかしながら、在宅での血液型データを見る限りにおいては、B型のヘルパーさんを、避けては通れないようである。

在宅生活を続けていくには、B型のヘルパーさんと友好的になる方が良さそうである。

これは皮肉にも宿命か?

「昨日の敵は、今日の友」ってか。

以上は、私の身勝手な、B型女性に対する妄想である。


ところで、「あなた、何型?」