『復元』

2008/01/12

 



40年前の愛犬の写真が、見事に復元したのである。

その写真は、もうセピア色を通り越して、

白く消えかけていたのである。

気になってはいたのだが。

見事に復元した、写真技術の素晴らしさにも感動したのだが、

それにも増して、思い出と共に愛犬が、蘇った事が嬉しかった。

写真が復元したのと同時に、

愛犬の様々なエピソードが蘇る気がするから不思議である。

ペットの魅力の1つに、無条件で無償の愛を捧げられる事にあるだろうか。

客観的に見て、どんな不細工な犬でも自分の愛犬が1番可愛いと思うのは、

無償の愛を注いだ結果であろう。

私の肉体が復元した時に、1番やりたい事の1つに、

愛犬を飼う事があるが、今回の写真の復元によって、

その思いに拍車がかかった事は確かなようである。

様々な愛犬のエピソードを追跡するうちに、

愛犬のなき声までが復元して、

ついそこまで聴こえてきそうな気がするのである。

ちなみに愛犬の名前は「ピート」である。