親友の小泉さん(花みずき通信参照)が、
遠野に旅行されたときに頂いたメールです。

2006/07/16


こんばんわ

遠野に行ってきました。

ソメイヨシノの若木が満開でした。



遠野ふれあい村というところで、曲がり家をいくつも見ました。

そのひとつで語り部と囲炉裏をかこんで、昔話を聞きました。



次の曲がり家で、わらじを編んでいるおじいさんに、

遠野に来たら、’おしらさま’と’ざしきわらし’と’河童’、

この三つの話をきかねでどうすんだ、とけしかけられて、

もう一度行ったら、昼休みをしていた語り部のおばさんが、

また話してくれるというので、そのおじいさんの話をしたら、

その三つは、気持ちが乗っていないと難しいそうで、

まず囲炉裏の南部鉄瓶から白湯をそそいで、

その鉄瓶を載せておいた五徳の昔話をして、心を静めてから、

’おしらさま’の話をしてくれました。



方言がきついのに、ひきこまれて、すべてが理解できました。

昼ごはんを食べないといけないので、

これで我慢してくれ、ということでした。



たんぼと、川と、四方を囲む山々。空気がおいしい。

ほかになにが必要なのだろうか?

ふれあい村の近くのたんぼの川辺で、妻とふたり、ずっと景色を眺めていました。

少しでも、雰囲気が伝わればと、思います。

では、また。